サッカーやろうよ!
「グランド取れたから試合に来ない」なんて電話が時々かかってくる。試合といっても子供達ではない。
親父仲間からの電話である。それも学生時代からの仲間ではなく、自分がパープルズに関わってから
知り合った連中である。しかもこの連中、ほとんどが、子供が始めて自分が一緒にやるようになり、
ついついハマってしまったというパターンだ。皆が言う、「サッカーって面白いよね」。
何が面白いかって聞いた事もないが、なんだか楽しそうにプレイしている。
次の日、じゃなくて、その次の日、足が痛くなるのも忘れて走りまわる?親父達。
ふと思う、サッカーをやっていなかったら、パープルズにいなかったら、この連中と知り合う事も無かったのかな。
サッカーが、世界中で一番人気のあるスポーツだというのがわかる気がする。
普段顔をあわせる事のない人間でも、ボール1個でこんなに楽しめる。「子供はいいな」、たくさん夢を持てる、
夢を現実に出来る時間もある。いま、世界が、より身近になってきている、サッカーやってればもっと近くなるかも
知れない。こんな事をつらつら考えていると、行き着くところは大体同じだ。楽しいサッカーを、楽しくプレイしよう、
そうすればきっと何かが生まれてくる。そんな事を子供達に伝えたい。
だから、みんな、一緒に「サッカーやろうよ!」
パープルズ上作延サッカークラブ 代表 山根信男
サッカーというスポーツを通じて子供本来の姿を育んでいると思っています。
2010年ワールドカップも終わり、やっと普通の時間に寝起きが出来るようになりました。 今回のW-cupは今までのW-cupには無い色々な驚きを見せてくれた大会でした。 決勝がどっちが勝っても初優勝どおし、点に結びついた大きなミスジャッジ、開催国のグループステージ敗退、強豪国の崩壊・・・ そしてなんと言っても最大のサプライズは日本のグループステージ突破! 勝てた試合を采配ミスで落としたパラグアイ戦! と、まあまだまだ上げるとたくさん有るのですが、ここではその中でドイツの躍進とイタリアの崩落の話をしたいと思います。 60年代からずっと屈指の強さを誇ったドイツが低迷したのが90年代に入ってから、それと入れ替わるようにイタリアが台頭してきました。 そして今また息を吹き返してきたドイツと凋落が始まったイタリア・・・ そのドイツ復活の鍵がドイツサッカー連盟による育成システムの見直しと強化プログラムだと言われています。今回活躍したドイツの選手達の中には このプログラムを経験してきた選手が多く含まれています。 かたや強かった頃の遺産で凌いできたイタリアにはそのようなシステムは皆無と言っていいらしいのです。90年代後半から強くなったフランスにもやはり似たようなシステムが有り、そこからジダンのようなスターがたくさん生まれてきたのもその賜物と言われています。 さてでは日本はどうなのか・・・今回のメンバーは一部を除いては谷間の時代あるいは谷底の時代などと 揶揄された選手達です。 その彼らがここまで出来たのですから日本が行っているトレセン制度も十分でないにしろ少しづつ実を結んでいるのかもしれません。 ただそれだけではこの国のサッカーは強くはなりません。 裾野の広がりが大事なのです。サッカーだけの裾野では有りません。 スポーツ全体の裾野が広くならなければダメなのです。 さてパープルズ上作延SCはプロのサッカー選手の育成をしているわけでも強化プログラムの一端を担っているわけでもありません。 サッカーというスポーツを通じて子供本来の姿を育んでいると思っています。 ただ、そのパープルズを巣立った子供達が裾野の一部となり、やがて大きなサッカー文化を創った時、日本がW-cupで頂点に立つ日が来るのかもしれないと希望が膨らんだ今回のW-cupでした。
パープルズ上作延サッカークラブ 監督 神谷芳揚
楽しみながら、技術と考えるプレーを身につけた選手に!
パープルズ上作延サッカークラブが誕生してから、500人を超える子どもたちが80人ものコーチとサッカーを楽しんできました。 コーチや父母の方のがんばり、学校や地域の皆さんのご援助があったからだと感謝しております。 子どもたちの発達に応じて、楽しみながら、基本的な技術・考えるプレーを身に付ける練習をしているクラブです。いつも最適練習内容を学んでいます。 また、OBも気軽に来て、子どもたちやコーチとサッカーを楽しんでいます。 毎月のコーチ・ミーティングで、子どもたちの成長を話し合い、練習内容や 指導のあり方などをコーチみんなの英知で検討し、生かせるようにしています。 サッカーを通じて、子どもたちが元気で、友達が多い、自信を持った、 すばらしい選手に成長し、そして社会人としても活躍できることを期待しています。
パープルズ上作延サッカークラブ 顧問 弘本圭右